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2011年春シーズン休庵&島抜け

昨日も今日も、枕流庵の広間の窓は
この世に雲が生まれる前のような青い空と海に包まれました。

110531-1=前庭海
▲本日(110531)の前庭と太平洋。


今日から暫くの間枕流庵は休庵です。
春季ご来庵のゲストの皆さん、
本当に有難うございました。
お陰でシーズンを終えることが出来ました。
心から御礼申し上げます。


毎年この時期は梅雨の鬱陶しさから逃れる為に
宿を閉め島外逃亡することが多い。
尾之間は夏涼しく、冬暖かく、年間を通して
生物としての人間が生きるのに非常に理想に近い気候環境だが、
梅雨時は別。
雨が多いとかでなく、兎に角湿度が高く、
要は不快指数が異常に高くなる。
おまけに、そんな気候が大好きなシロアリの羽アリが
大挙して家の中まで押し寄せる。
その度に、戦時に空襲を避ける為の灯火管制のように家中の電気を消し、
暗闇の中で次の明るい場所を求めて彼等が飛び去るのをじっと待つのが、
気分をどんどん惨めにさせる。
屋久島の中でもとりわけ尾之間の通年の過ごしやすさを語る時、
この時期だけは注釈を付けて「除く」と云わねばならない。
内地に行ったって梅雨は鬱陶しいには違いないが
それでも屋久島のそれは桁違いなので、
毎年6月に、年によって期間はまちまちだが、島抜けを敢行する。
今回は特に、新たに宿の随所に、
高性能の防犯機器を設置したので安心して留守に出来る。


最後までご宿泊頂いたIさん、Uさん、Mさんの3名のゲストと
一緒に宿を出て車で港に向かう。
宮之浦港でフェリーより後で島を出る飛行機に乗る予定のIさんが、
我々の乗ったフェリー屋久島2を見送ってくれた。

110531-304=IDK,FK2見送
▲フェリー屋久島2に乗り込んだ我々を見上げて見送ってくれるIさん。
110531-307=IDK,FK2見送
▲やがて感極まり号泣……か?!w
110531-310=IDK,FK2見送
▲でも最後まで我々4人を見送ってくれました。

天気は快晴、海も珍しくベタ凪、
殆ど揺れることなく穏やかで心地良い4時間の船旅となった。

夕刻、鹿児島港南ふ頭にあと少しの所で桜島に最接近。
今日は雲も掛からず、噴火もせず、
地元地銀のポスター用の写真を撮れと云っているように
その全貌を現していた。

110531-319=桜島fm.FK2
▲フェリー屋久島2甲板からの桜島。

そして程なく到着。

110531-320=FK2KOJ着
▲鹿児島港南ふ頭に接岸し、車両甲板タラップをゆっくりと降ろすフェリー屋久島2。

久々の娑婆だぜ! なんて云うこともなく、
夜行バスで大阪へ向かい、明日関空から出国するUさん(ドイツ人)を乗せ
中央駅前へと車で移動し、皆で見送る。

残った3人で、明日から天草、長崎を経て、
本州へと徐々に駒を進める予定だ。

それに先立ち夜は、市内のゲストと「鹿児島よかにせ」(飲み会)を開いて、
島抜け祝杯を挙げた。

斯くして梅雨島からの脱出は、今回も成功裡に終わった。(ち)



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[ち]or[ぷ]@Chinryuan

Author:[ち]or[ぷ]@Chinryuan
屋久島の最南端、屋久島で最も天候気候のいい所のひとつ、尾之間(おのあいだ)にあるゲストハウス、枕流庵(ちんりうあん)です。
屋久島の知られざる事実やさりげない情報、枕流庵の楽しい話題や出来事を、書ける時に書いていきたいと思います。
また併せて枕流庵HP枕流庵顔本頁も是非ご覧下さい。
取り上げて欲しいテーマ等ありましたら、HP経由でmailにてお知らせ下さい。
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