FC2ブログ

ばんかかあきか

ぐずついた天気が続いてきたが、
今日、何か心のもやもやを吹っ切ったように、
久し振りにいい天気に変わりつつあった。

枕流庵から歩いて10分程で波打ち際に行ける岩場があるが(我々はマタビラキと呼んでいる)、
昨夕其処に散歩に行ったゲストが携帯電話を失くして帰ってきた。
本人は諦めて余り執着してなかったが、
話を聞いた限りでは、
我々スタッフは行けば見つかるような感触を持った。

午前中チェックアウトの別のゲストを矢石バス停に見送った足で、
本人から頼まれてもいないのに散歩がてら岩場へと歩いていった。

やや風があり、
先すぼみの地形になっている岩場の小さな入江の奥に
そんなに大きくない波が寄せては砕ける音が周囲を包む中、
40分程2人で岩場をうろつき探した。
岩場では見つからずロープ伝いに岩場に降りる崖を登り戻る途中、
脇の草むらに落ちている携帯を発見、無事回収した。

その間、携帯を探しつつも、ついつい周囲の植物に目が行ってしまった。
宿から岩場へと向かう小径には小さく白い花が沢山落ちていた。
その花が付いているのはどれだろうと顔を上げると
ハマビワの木だった。

岩場では岩の割れ目に乏しい土にしがみつき
つましいながらも力強く自分のテリトリーを主張するように根を張る植物たちに目を遣る。
シャリンバイがブルーベリーのような、
でもそれより硬い赤紫色の実を沢山つけていた。

110930-3=シャリンバイの実
▲シャリンバイの実。熟し落果しころころ岩場を転がり、別の割れ目に収まるのか、あるいはそのまま海へまで転がり落ちて……。

帰り際に小径沿いの樹々に弦と葉で覆い尽くさんとまとわりつくクズも、
色だけでなく形状的なグラデーションも楽しい花を沢山つけていた。

110930-4=クズの花
▲クズの花。下から順に花を開いていく。切っても切っても地下茎からすぐ蔓を伸ばししぶとく生きる植物の割には、しとやかな花をつける。

気温も上がり汗ばみつつ歩いた昼前の戻り道、
未だ未だ秋と云うには早過ぎるが
この周辺も少しずつ晩夏の装いへと移ろって来始めたことに気付かされた。(ち)



スポンサーサイト
Profile

[ち]or[ぷ]@Chinryuan

Author:[ち]or[ぷ]@Chinryuan
屋久島の最南端、屋久島で最も天候気候のいい所のひとつ、尾之間(おのあいだ)にあるゲストハウス、枕流庵(ちんりうあん)です。
屋久島の知られざる事実やさりげない情報、枕流庵の楽しい話題や出来事を、書ける時に書いていきたいと思います。
また併せて枕流庵HP枕流庵顔本頁も是非ご覧下さい。
取り上げて欲しいテーマ等ありましたら、HP経由でmailにてお知らせ下さい。
このブログに於ける個人情報等の取り扱いについてはこちらをご覧下さい。

Calender
08 | 2011/09 | 10
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
The latest article
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
Thank you for visiting Chinryu-An blog!
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
RSSリンクの表示