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2代目

11/01に最後のゲストがチェックアウトしてから1週間、
宿に留まり中の仕事を日がな一日漫然とこなす日が続いている。
その間、終日好天に見舞われる日がなく、
絶好の洗濯日和だと干して油断していると
‘念入りすすぎ’になってしまう日が何度かあった。

さて、枕流庵も今年開庵15周年、
オープン間も無い'96年10月に購入した厨房の営業用冷蔵庫も
宿と齢を同じくしている。
いつ壊れてもおかしくないトシとなってきたが、
生憎買い置きがないので−−ってそれがフツーか…−−、
1年程前から新しいものを物色し始めていた。
先日新しいのを見つけ購入、
今までの430Lから一気に家庭用最大クラスの620Lに大きくサイズを上げた、
その2代目冷蔵庫が今日、遂にやってきた。

当初3日に到着予定だったものが何の連絡もなく4日も過ぎてから、
こちらから連絡を入れて漸く日取りが決まった。
午後からの配達に備え、
今まで設置されていた‘初代’を広間に移動し座を空け、
広間のテラス窓からの搬入経路を空けて厨房の扉のサイズを予め測って待っていた。
幅750mmの冷蔵庫を通す厨房の扉の幅は785mm。
左右それぞれ20mm以下のゆとりしかなく、
しかも自炊用流し台が奥に置かれており、
通過後直進は不可、そこから横にずらさねばならない。

111107-13=初代冷蔵庫移動跡
▲初代を移動させた跡。オープン当時を思い出させるフローリングの明るい色が現れた。


予想に反してヤマト運輸のドライバー2名は軽トラでやって来て、
外の段差に足を踏み外しよろけつつも広間に搬入、
拝観料を払わず垣根を越えてお寺に入るよりは難しく、
弁護士試験や医師の国家試験よりは易しい厨房の扉を通り、
何とか指定席に鎮座した。

111107-21=2代目冷蔵庫搬入(1 111107-22=2代目冷蔵庫搬入(2
▲(左)軽トラの荷台を広間のテラス窓近くに寄せて搬入。
(右)厨房の入口が完全に塞がってしまった……。

約1.4倍の容量となった割に2代目は、
初代よりも幅奥行き高さ共に一回り大きくなった程度であった。
色は初代のライトグリーンからダークブラウンへと変わった。
これまでより圧倒的に威圧感が増した感じと云うほどではない。

「再生品」と扉の内側にシールが貼られ、
不具合のある製品をメーカーが一旦回収し手直し等したもので、
保証がないのと小傷がある可能性があると記された紙が入っていた。
それを承知で1年落ちの'10年製をオークションで購入したものだったが、
事実上新品でお買い得ではあった。

111107-23=2代目冷蔵庫設置(1 111107-24=2代目冷蔵庫設置(2 111107-25=2代目冷蔵庫設置(3
▲設置して……緩衝材を剥いで……、扉抽斗を開けてみる。確かに大きい……。

初代(National=現Panasonic)=430L=年間消費電力870kWh=171,598+送料約2,000=17.3万、
2代目(日立)=620L=同280kWh=94,500+送料26,700=12.1万。
この新旧比較で判るように、
たくさん収納出来るようになったのに消費電力は約1/3、価格も随分と安くなっていた。
よく冷蔵庫は、
5年前の製品に較べ最新のものは消費電力が半分になる、なんて云われているが、
15年もするとこんなにも抑えられるのか……と驚かされ、
また購入に踏み切らされた大きなポイントでもあった。

だがしかし、
初代の調子が悪い訳ではない。
必要を感じない自動製氷機が壊れた以外は何の機能障害もなく健康そのものだったが、
急に身罷られるのが一番怖いので、保険の意味もあり2代目に御席をお譲り頂いたのだ。
今後、万一2代目に問題が発生しても直ぐ復帰して頂ける控えに回って頂く事にした。
広間の本棚を背に、夕刻の切なさを伴った薄暗い中ポツンと佇んでいる。
ただ、壊れて退役した訳でないことが救いとなっている。
いつかまたピンチに現れ脚光を浴びる時が必ずや来るであろう。

111107-33=初代冷蔵庫 aPBR
▲違和感があるようなないような、不思議な佇まいの初代。

2代目の庫内を一度全て洗った後に、
初代から在庫の食品を移し、
初代の内外をピッカピカに拭き清める。

翻って2代目、
この先何年、庵の厨房の面倒をみてくれるのだろう、
その長さから上手く想像できないが。
それでも1年もすれば、元々そこにいたと云う顔で、
違和感なく我々と向かい合っていることだけは確実だろう。

今日、'11/11/07は枕流庵で1つの選手交替があった日。(ち)




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[ち]or[ぷ]@Chinryuan

Author:[ち]or[ぷ]@Chinryuan
屋久島の最南端、屋久島で最も天候気候のいい所のひとつ、尾之間(おのあいだ)にあるゲストハウス、枕流庵(ちんりうあん)です。
屋久島の知られざる事実やさりげない情報、枕流庵の楽しい話題や出来事を、書ける時に書いていきたいと思います。
また併せて枕流庵HP枕流庵顔本頁も是非ご覧下さい。
取り上げて欲しいテーマ等ありましたら、HP経由でmailにてお知らせ下さい。
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