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てげ畑にて。

本場的カリーを作るのに欠かせない
生のコリアンダー(パクチー、香菜)を入手すべく種子を買い、
庵の秘密農園に播種したのが梅雨に入って直ぐの6月上旬。
7月上旬に島抜けから戻って農園を見て驚く。
コリアンダーのコの字も芽が出て無い代わりに、
明らかにカボチャチックな植物に畝が覆われていた。

170909-14=バターナッツ畑 a奥の奥
▲放置OKで育つハーブの種子を蒔いたはずが……

恐らくは−−
コンポストから取って施肥した時に堆肥に含まれていた種子が発芽、
見る間に覆い尽くしたのだろう。
最初は何か判らなかったが、
どうやらバターナッツであるらしきことが判ってきた。

一昨年、百姓ゲストNさんに頂いたバターナッツ
余りの美味しさに捨てる前に少し種子を取っておき、
{ぷ}の実家に送ったらちゃんと作って昨年送って呉れた(流石プロ)。
その時、生ゴミとして捨てた種子が長らく堆肥の中で眠っていたが、
この度表に出るのにあわせて目覚めたらしい。

そして本日、久し振りに畑を覗いたら、
黄色い蕾が立ち上がっていた。

170909-11=バターナッツ雄花開花直前
▲少し前に見た時は蕾らしきものすら全く無かったのに……。

庵では数年連続庭先栽培に失敗したトマトに懲りて、
積極的に農作物を育成するところから撤退して久しい。
今回も栽培でなく、
偶々或る意味‘ひとり生え’したバターナッツを、
特に世話するでもなく放置していたらどんどん拡がり、
花を着ける迄に至っただけである。

170909-13=バターナッツ雄花蕾
▲この蕾も開花準備完了的膨らみを見せていた。

「ほぅ、枯れずに育ち続けてるぢゃないか」と
ずっと上から目線で経過観察していたが、
(一向に咲かないので全部抜いてしまおうかと思った程、随分遅かったにせよ)
花を着けだしたら、
一寸愛着っぽいものが湧いているような気もしなくもない
(依然として上から目線から抜けていない物云い)。
恰も長く孫が出来なかった旧い頭の舅姑が、
息子の嫁が妊娠したと判った時に掌を返すような態度を見せるが如く。

まさかバターナッツの揺りかごを準備する気は無いが、
県道沿いに俄か仕立ての無人市でも設えようかと、
やりもしないくせに考えだけはどんどん広がってしまい、
その火消しに大わらわ。

呉々も糠喜び、皮算用の類で調子扱かぬようにと自戒しつつ、
醒めた目で明日にも開かんとする薄黄色い花と、
気付かぬ裡にその広い葉の下に秘かに蓄えられていた沢山の蕾に、
プレッシャーを与えぬ程度の視線を注いで、
一寸internetでこの先の段取りと手順を探る。

受粉と敷き藁必須と見て、
夕方早速隣地のススキの雑草を伐り払い、
庵前に平置き。
明日の陽射しで乾燥が進み敷き藁化の一歩を踏み出してくれるよう祈る。

170909-15=バターナッツ蕾 a奥の奥
▲葉をめくると、その下に白くぼわぼわに毛深い蕾が沢山着いていた。

農業の大変さを知っているので、
これを農業は勿論、家庭菜園だとも畏れ多くて云う気は毛頭無いし、
これを機に農業世界に活路を見出す気持ちも残念乍ら湧いてこない。
矢張りこの先も放任主義で行こうと考えつつ、
心中ささやかに楽しもうと決め込む日−−。(ち)



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[ち]or[ぷ]@Chinryuan

Author:[ち]or[ぷ]@Chinryuan
屋久島の最南端、屋久島で最も天候気候のいい所のひとつ、尾之間(おのあいだ)にあるゲストハウス、枕流庵(ちんりうあん)です。
屋久島の知られざる事実やさりげない情報、枕流庵の楽しい話題や出来事を、書ける時に書いていきたいと思います。
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