スーパーカブ、スピードメーターケーブル交換。
今回はバイク(ホンダ スーパーカブ50)を
自分で直す(スピードメーターケーブル交換する)のが好きな人向けの
手順書のような内容です。
こんな条件にピッタリ当てはまる人は弊庵元ゲストの中では非常に少ないと思うので、
興味のない人はどうぞご遠慮なくすっ飛ばして下さい。
現に自分だって全然興味がなかったくらいのものですから、赤ちゃんの時には。
事の発端。
過日宮之浦へカブで行った帰りに、
20数年振りに交通違反の青切符を切られ、
人生終わったと思う程(大袈裟だけど屋久島に来る前から無違反が続いていたから…)
打ち拉(ひし)がれちまう。
スピード違反……ではなく、整備不良。
スピードメーターワイヤーが切れていたのを放置していて、
ちょっとスピードが出過ぎていたのを後続の警察車両に発見され停められた。
「メーター壊れてます?」
開口一番そう云われる(何で判ったんだ?!)。
次の日は打ち拉がれデーに充て(ホントは交換方法をネットでお浚いしていた)、
翌々日、遂に懸案のワイヤー交換に着手。
ぐずぐずしていた最大の理由は、
どのサイトを見ても皆さんケーブルをフレーム内に通すのに苦戦していると書いていたから。
たっぷり時間を取って腰を据えてと云う機会を持てずにいた。
つまりは、青切符が重かった腰を上げさせるに足るものだった訳だ。
予想通り前置きが長くなりました。
では、作業開始。
が、これをずんずん引っ張るが途中で引っ掛かって最後まで引っ張り出せない。
何度かやったが車体が浮き上がる程強く引っ掛かっているので
引き揚げるのを断念。
この先、新しいケーブルを通す作業に進む。
するする、かくっ、がちがち、がたがた、ゆるゆる、ぴっぴっ、
そろーりそろーり、ひゅるひゅる、するする、かくっかくっ、すぅぅぅぅ……
でも、もっと時間が掛かるかと思っていたがそれ程でも無かったのは、
何て事は無い、ただ運が良かっただけ。
もっとかかったかも知れないし、もっとすんなり終わってたかも知れない。
これで完成。
あとはちゃんと動くかテスト。
所要は、写真を撮り乍らで1時間40分程でした。
ケーブルが軸を通るかどうかでこの時間が大きく左右する事は
本文で触れた通りです。
最後までご覧頂き有難うございました。(ち)
自分で直す(スピードメーターケーブル交換する)のが好きな人向けの
手順書のような内容です。
こんな条件にピッタリ当てはまる人は弊庵元ゲストの中では非常に少ないと思うので、
興味のない人はどうぞご遠慮なくすっ飛ばして下さい。
現に自分だって全然興味がなかったくらいのものですから、赤ちゃんの時には。
事の発端。
過日宮之浦へカブで行った帰りに、
20数年振りに交通違反の青切符を切られ、
人生終わったと思う程(大袈裟だけど屋久島に来る前から無違反が続いていたから…)
打ち拉(ひし)がれちまう。
スピード違反……ではなく、整備不良。
スピードメーターワイヤーが切れていたのを放置していて、
ちょっとスピードが出過ぎていたのを後続の警察車両に発見され停められた。
「メーター壊れてます?」
開口一番そう云われる(何で判ったんだ?!)。
次の日は打ち拉がれデーに充て(ホントは交換方法をネットでお浚いしていた)、
翌々日、遂に懸案のワイヤー交換に着手。
ぐずぐずしていた最大の理由は、
どのサイトを見ても皆さんケーブルをフレーム内に通すのに苦戦していると書いていたから。
たっぷり時間を取って腰を据えてと云う機会を持てずにいた。
つまりは、青切符が重かった腰を上げさせるに足るものだった訳だ。
予想通り前置きが長くなりました。
では、作業開始。
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▲これが我が社の社用車の1、本田技研工業のスーパーカブ50。年式不明。 |
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▲スピードメーターケーブルとフロントホイールの接続部。押さえネジは元々無かった(多分)。 |
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▲ケーブルを引き抜く。 |
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▲丸型のヘッドライト。この中にスピードメーターの接続部がある。 |
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▲脇のネジを外しライトを外す。 左右2か所。 |
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▲ヘッドライト内奥にケーブル接続ネジが見える(中央)。 |
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▲非常に狭いスペースに出来るだけ小さいプライヤー等を突っ込んでネジを緩める。 |
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▲緩み始めてから指を突っ込み更に緩める。 |
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▲最初に引き抜いたケーブルのホイール側に番線を巻く。 |
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▲メーター側から外したケーブル(アウター共々)の先端を引っ張り出す。 |
が、これをずんずん引っ張るが途中で引っ掛かって最後まで引っ張り出せない。
何度かやったが車体が浮き上がる程強く引っ掛かっているので
引き揚げるのを断念。
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▲逆にメーター側に番線を巻き直し下から引き下ろす事に。 |
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▲一寸引っ掛かったがフロントフォークの軸を通り抜けてしたから出て来た。 |
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▲引き抜いたスピードメーターケーブル。 |
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▲アウターからインナーを引き抜くと、ホイール側直ぐの所で断線していた。長い間ご苦労様でした。 |
この先、新しいケーブルを通す作業に進む。
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▲新しいケーブルのメーター側に番線を巻き付け、ネジが下がってこないようにセロハンテープを巻き固定。右側は外した旧いケーブル。 |
するする、かくっ、がちがち、がたがた、ゆるゆる、ぴっぴっ、
そろーりそろーり、ひゅるひゅる、するする、かくっかくっ、すぅぅぅぅ……
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▲webに上げていた他の皆さん同様、悪戦苦闘の果てに遂に上まで引っ張り上げる事が出来たケーブルの先端。 |
でも、もっと時間が掛かるかと思っていたがそれ程でも無かったのは、
何て事は無い、ただ運が良かっただけ。
もっとかかったかも知れないし、もっとすんなり終わってたかも知れない。
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▲ケーブルのネジを締めメーター側に取り付ける。外した時の全く逆の手順。 |
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▲ホイール側のケーブル。切り目の入ったインナーワイヤーが出ている。 |
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▲それをホイール側のソケットに差し込む。固定ねじが無いが、奥深く差し込むと抜け落ちたりはしない。次回、ホンダドリームに行ったら購入しよう。 |
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▲フロントホイール側から出たスピードメーターケーブルはブレーキケーブルと並んで、フロントフォークの軸の中へと繋がる。 |
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▲ヘッドライトを取り付けて閉じる。 |
これで完成。
あとはちゃんと動くかテスト。
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▲センタースタンドを立てて浮いているフロントホイールを手で弾みを付けて回してみる。メーターの針は0〜20km/hの間で緩やかに上がって行き下がってくる。OK。 |
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▲安心して乗れるカブ、久々に復活。 |
所要は、写真を撮り乍らで1時間40分程でした。
ケーブルが軸を通るかどうかでこの時間が大きく左右する事は
本文で触れた通りです。
最後までご覧頂き有難うございました。(ち)
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