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地球の出口

朝から晴れ渡るが、
先の台風15号が去った後、
祭の翌朝の取り残され感にも似た涼しさに覆われている。

今日の午後情報収集衛星と云う名の偵察衛星の打ち上げが、
隣の種子島にある宇宙センターであり、
我々はゲストと一緒に安房までツアーを出すことになった。

1月に打ち上げられたロケットを安房へ見に行って以来、
我々にとっては2度目の打ち上げ見学となった。

安房からヤクスギランドへ向かう県道を屋久杉自然館上まで上がり、
安房の市街を見渡せる所に行く。

110923-11=ロケット打上見学
▲ゲストのSさんとHさん等と平べったい種子島方面を見詰め打上を待つ

我々が到着した20分程前には
地元の車やレンタカー、観光タクシーで駆けつけた観光客らが
道沿いで“その時”を待っていた。

13:36
屋久島に比べれば重機で徹底的に潰されたような平べったい種子島の端から
少し内に入った所から、
突然小さな閃光が飛び上がり、
水色の大きな画用紙の上に幼児が這いながら白いクレヨンで一本線を描くように、
ロケット雲が稍々右に傾きながら空を上っていった。

.


途中に浮かぶ小さな幾つかの雲の向こうを見え隠れしながら飛び、
1分余りで大きな雲の中へと姿を消していった。
その時、ここは地球の出口なのかな、と思った。

その出口の方、大空を仰ぎ見つつ、
此処から出される衛星は地を凝視し続けることに思いを馳せたら、
未だ未だこの星は乗り越えねばならぬ難題が、
飛び立っていった宇宙に鏤められている星々の数程も残っていることに気付いた。
1つずつ、コツコツと難題を片付ける微々たる手助けの術を見出せればと、
下を見る為の物体を、上を向いて見送りながら思った。(ち)



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[ち]or[ぷ]@Chinryuan

Author:[ち]or[ぷ]@Chinryuan
屋久島の最南端、屋久島で最も天候気候のいい所のひとつ、尾之間(おのあいだ)にあるゲストハウス、枕流庵(ちんりうあん)です。
屋久島の知られざる事実やさりげない情報、枕流庵の楽しい話題や出来事を、書ける時に書いていきたいと思います。
また併せて枕流庵HP枕流庵顔本頁も是非ご覧下さい。
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