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広い海と広い空が枕流庵に戻ってきた日。《'15GWのおもひで〜(1)》

いつでも出来ることは
いつまでたっても手を付けない。
得てしてそう云うもの−−。


05/02、GWたけなわ、
海の深く濃い青さが空に映っているような好天だった。

150502-32=前庭海fm枕流庵PBR
▲見慣れた枕流庵広間からの風景。

翌05/03、
前日と打って変わって朝から雨が降っていた。

「ちんりうさん、松の木、伐りますよ」と、Sさん。
いや、雨降ってるし、今日でなくても……。

でも彼にとってはこの日が最終日。
先回来庵時に一部枝打ちをして貰っていたので、
予約時に「今回もやる?」と軽く訊いていたのを、
律儀なことに半ば‘使命’と受け止めてくれていたのだ。

皆が出掛けていったのに彼は残った。
雨の中、ショボい手鋸を持ってするする登って、
早速上の方から伐り始めた。

150503-202=松の木枝打by正剛

彼がやってくれなかったら私がやろうとは思っていたが、
それは、この文章の最初に書いた通り、
いつになっていたか、判ったものぢゃ無い。

徐々に雨足が強くなってきた。
合羽のフードを被ったり被らなかったりして、
次々と枝を伐っていく。

150503-204=松の木枝打by正剛

実は、彼とコラボでこの‘イヴェント’をやりたかった。
それが本音だった。
枕流庵開庵から暫くは、
広間から全く見えなかった駐車場の松の木が
あれよあれよと云う間に視界の大部分を占めてしまい、
これをバッサリやることが
数年来の一大イヴェントとなり得るものだったから。
然し現実は−−。
GW。
連休の宿を転がすだけでいっぱいいっぱい、
とても手出し出来るような状態にはない。
そうして彼1人に任せるしかなかった。

150503-P23=松の木枝打by正剛

最初にメインの太い方の幹を上から順に落として貰う。
軈て久々に海が、水平線が広がった。
しかし、雨−−。
水平線も判別付かぬほどけぶっている。

150503-210=松の木枝打by正剛

車で出掛けて戻って来て松の木脇の坂を上る。
彼は木に上がったまま黙々と伐り続けている。
車を置いて様子を見に行く。
「今何時ですか?」
「13時半位」
「えー、もうそんなにたってんのか……」

主幹を落とした後、
向かって右側の‘夕陽見櫓’的な方を伐りに掛かる。
主幹より細いのでスピードアップしたように感じる。
上からどんどん伐り落とされる。
. ※全画面でご覧下さい。

‘櫓’側は、亦た登って夕陽の写真を撮る為に、
最後まで伐らず少し残して終わって貰う。
それでも水平線を左から右まで見渡せるようになった。

150503-215=松の木枝打by正剛

だがしかし、依然として雨。
この大いなる成果は晴れた日に改めて撮り直そう。

150504-4=折れ鋸by高橋正剛
▲枝打ちに使った鋸。松ヤニに刃が取られて折れてしまった。松の木を切るのは厄介だ。

翌05/04、
彼は朝一でチェックアウト。
晴れていた。
帰り際に彼と彼の仕事とのツーショット。

150504-2=正剛 avc広い前庭海

ともに晴れやかだった。


長年の懸案がひとつクリアになり程なく、
本当の、文句なしの好天がやって来た。

150505-1=快晴前庭海fmPBR
▲うん、海も、空も、随分広くなった。

庭からその先へ広がっていく開放感。

そう云えば彼が云ってたな。
「木伐って景色良くなって、
みんなが喜んでくれたらいいぢゃないですか」
そう、これなんだよね。(ち)

. ※全画面でご覧下さい。

<せいごー版>.
※全画面でご覧下さい。


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[ち]or[ぷ]@Chinryuan

Author:[ち]or[ぷ]@Chinryuan
屋久島の最南端、屋久島で最も天候気候のいい所のひとつ、尾之間(おのあいだ)にあるゲストハウス、枕流庵(ちんりうあん)です。
屋久島の知られざる事実やさりげない情報、枕流庵の楽しい話題や出来事を、書ける時に書いていきたいと思います。
また併せて枕流庵HP枕流庵顔本頁も是非ご覧下さい。
取り上げて欲しいテーマ等ありましたら、HP経由でmailにてお知らせ下さい。
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